ノロウイルスに関するお知らせ

  1. TOPページ
  2. navigate_next
  3. ノロウイルス情報
  4. navigate_next
  5. ノロウイルスに関するお知らせ

昨年暮れの12月31日に下水中のノロウイルス濃度が基準値を超過したため警報を発信させていただいたところです。その後、宮城県内(仙台市を含む)において感染性胃腸炎の報告数が増加する傾向にあり、当サイトからの警報発信から約1ヶ月後の1月29日には、宮城県より感染性胃腸炎について警報が発せられました。

宮城県内に感染性胃腸炎警報 19年4月以来、集団発生が増加傾向https://news.yahoo.co.jp/articles/fdc4449e56f06184081644ae5eef4070c4470c14

感染性胃腸炎の患者増加で県が警報 ”せっけんで手洗いを”
https://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20220128/6000017935.html

新型コロナウイルス感染症の流行は依然として厳しい状況ですが、ノロウイルスをはじめとする感染性胃腸炎にも十分注意してお過ごしください。特に、小学校、幼稚園、保育園、老健施設などにおいては、ノロウイルス対策をしっかり講じていただければと思います。宜しくお願い致します。

感染予防対策

1.手洗いをよく行う。
ノロウイルスに感染した人の手を介して感染が拡大する場合があります。トイレの使用後、オムツ替えの後、調理を行う前などによく手洗いをしてください。

2.食べ物をよく加熱する。
ノロウイルスはカキなどの二枚貝(貝殻2枚で身を覆っている貝)の体内に蓄積されやすいことが知られています。二枚貝を食べる際には、十分に加熱するようにしてください。十分な加熱は、調理の内容によって異なりますが、身の中心部まで熱がしっかり通ることが目安です。

3.ドアノブ、イスなど、手で触れる場所を消毒する。
ノロウイルスに感染した人が触れたドアノブなどを介して感染が拡大する場合があります。家庭内で手でよく触れる場所をアルコールなどでよく拭いてください。

4.キッチンや調理器具を消毒する。
ノロウイルスに感染すると、症状が出る前から排出され始めます。下痢や熱などの症状がなくてもノロウイルスに感染している人が調理をすると、食事をした人に感染する可能性が出てきます。キッチンや調理器具をこまめに(熱湯やアルコールなどで)消毒してください。

 

その他、衛生対策に関するより詳細な情報は以下のサイトをご覧下さい。

ノロウイルスに関するQ&A(厚生労働省)

ノロウイルス感染症(国立感染症研究所・感染症情報センター)

ノロウイルス(感染性胃腸炎・食中毒)対策〜冬は特にご注意を!〜(首相官邸)