下水中ノロウイルス濃度が上昇しています!

 
 

平成30年1月24日の下水中ノロウイルス濃度が基準値2.7copies/lを超え2.8copies/lとなりました。昨年12月6日に基準値を超えたことについて情報発信しましたが、その後は基準値を下回っていました。同時に、例年起こるノロウイルス感染症の流行も今冬には見られませんでした。しかし、今回、若干ではありますが再び基準値を超えましたので、改めて情報を発信させていただきます。皆様にはノロウイルス感染症には十分注意して日常生活を送っていただければと思います。万が一、ノロウイルス感染症が疑われる症状(下痢・嘔吐)が出た場合は、ホームページに示しているマニュアルに従い、それ以上の感染が拡がらないように対応をお願いします。

 
 

感染予防対策

1.手洗いをよく行う。  
ノロウイルスに感染した人の手を介して感染が拡大する場合があります。トイレの使用後、オムツ替えの後、調理を行う前などによく手洗いをしてください。

2.食べ物をよく加熱する。  
ノロウイルスはカキなどの二枚貝(貝殻2枚で身を覆っている貝)の体内に蓄積されやすいことが知られています。二枚貝を食べる際には、十分に加熱するようにしてください。十分な加熱は、調理の内容によって異なりますが、身の中心部まで熱がしっかり通ることが目安です。

3.ドアノブ、イスなど、手で触れる場所を消毒する。  
ノロウイルスに感染した人が触れたドアノブなどを介して感染が拡大する場合があります。家庭内で手でよく触れる場所をアルコールなどでよく拭いてください。

4.キッチンや調理器具を消毒する。  
ノロウイルスに感染すると、症状が出る前から排出され始めます。下痢や熱などの症状がなくてもノロウイルスに感染している人が調理をすると、食事をした人に感染する可能性が出てきます。キッチンや調理器具をこまめに(熱湯やアルコールなどで)消毒してください。

 
 

その他、衛生対策に関するより詳細な情報は以下のサイトをご覧下さい。

ノロウイルスに関するQ&A(厚生労働省) 

ノロウイルス感染症(国立感染症研究所・感染症情報センター)

ノロウイルス(感染性胃腸炎・食中毒)対策〜冬は特にご注意を!〜(首相官邸)